【Kindle Paperwhite】PC/スマートフォンで開いているウェブページを送信して閲覧
最後に、ウェブページを「Kindle Paperwhite」に保存し、「Kindle Paperwhite」上で読む方法を紹介しよう。
ただし注意点がある。「ウェブページをKindle Paperwhite上で読む方法」には、このページで紹介する方法と次ページで紹介する方法、2つの方法があるのだ。このページで紹介するのは、「ある一つのウェブページを、一つの電子書籍としてKindle Paperwhite上で読む」という方法だ。
「一つのウェブページ」を「一冊の電子書籍」と並列に扱う方法なので、最後まで読むのに時間がかかる縦に長いウェブページに向いている。
PC用の方法と、スマートフォン用の方法を紹介するので、公的なサイトにあるような非常に長い解説ページ、企業ニュースサイトや個人ウェブサイト上で公開された大長編のコラムなど、「1ウェブページ1電子書籍」の形式で保存し、少しずつ読みたい記事の場合に利用してほしい。
PCで開いているウェブページを「Kindle Paperwhite」に送信
まずは、PCブラウザで開いているウェブページを「Kindle Paperwhite」に送信する方法を紹介しよう。ブックマークレット「Klip.me」を利用すれば、ページの本文部分だけを自動抽出した上で形式変換し、「Kindle Paperwhite」に送信することができるぞ。
・Klip.me – Send to Kindle, Read in Peace
まず、Amazonの「アカウントサービス」「My Kindle」「パーソナル・ドキュメント設定」で、「承認済みEメールアドレス」の「Eメールアドレスを追加」から「kindle@klip.me」を追加する。
「Klip.me」のサイトにアクセスし、「Send to Kindle」のリンクをブラウザブックマークバーにドラッグ&ドロップ。Chromeの場合、メニューボタン「ブックマーク」「ブックマークバーを表示」でブラウザブックマークバーを表示させておく必要がある。
まず初回起動を行う。適当なウェブページを開いた状態で「Send to Kindle」をクリック。
「Setting」をクリック。
「My Kindle’s email address」に「Send-to-Kindle Eメールアドレス」を入力し「Save」をクリック。これで初期設定完了だ。
初期設定が終われば以後の操作は簡単
以後、「Kindle Paperwhite」で読みたいウェブページを開いた状態で「Send to Kindle」をクリック。
本文部分が正しく抽出されているか確認した上で「OK」をクリック。
ウェブページが「Kindleライブラリ」に送信され、さらに「Kindle Paperwhite」にダウンロードされる。
ウェブページを、目に優しい電子ペーパーで読むことができるぞ。
スマートフォンブラウザで開いているウェブページの場合
スマートフォンブラウザで開いているウェブページを「Kindle Paperwhite」で読むには、有料アプリ「Push to Kindle」を利用する。ブラウザの共有メニューから「Push to Kindle」を呼び出せば、自動で形式変換や「Kindleライブラリ」への送信が行われ、「Kindle Paperwhite」にダウンロードされる、という仕組みだ。
・Push to Kindle – Google Play の Android アプリ
「Push to Kindle」インストール後、まず「Send-to-Kindle Eメールアドレス」の「@」以前を「Kindle email address」に、Amazonログイン用メールアドレスを「Send from」に入力する。「Done」で初期設定完了だ。
以後、ブラウザでウェブページを開き、共有メニュー「Push to Kindle」をタップすれば、完全自動で「Kindleライブラリ」への送信が行われる。
あとはPCの場合と同様。「Kindle Paperwhite」上でウェブページを読めるぞ。
同種の無料アプリ「Send to Kindle」だと日本語が文字化けする
なお、Playストアには、「Push to Kindle」と同種の、「Send to Kindle」というアプリもあり、こちらは無料なのだが、日本語ウェブページをうまく扱えず、文字化けが起こってしまう、という欠点がある。「Kindle Paperwhiteには英語ウェブページを入れたい」という人や、「とにかく試しに一度ウェブページの送信を行ってみたい」という人向けだろう。
・Send to Kindle – Google Play の Android アプリ
「Send to Kindle」は無料なのだが、日本語が文字化けしてしまうのが残念だ。今後のバージョンアップに期待したい。
目次
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2013年01月20日17時00分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード:アプリ, チップス, 特集 | Short URL
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