【Xperia Aの初期設定】ロック画面の設定を行なって端末を不正使用から守ろう

Wi-FiやGoogleアカウント、spモードメールなど必要な機能の設定が一通り終わったら、電源ボタンを押して画面を点灯したときに表示されるロック画面の設定も行なっておこう。
Xperia A SO-04Eの初期状態では、画面上のボタンをタッチするだけでスリープ前の画面に戻れるようになっているが、端末を盗まれたりしたときに簡単に不正操作されてしまう恐れがある。

Androidでは、暗証番号(PIN)やパスワードの他に、点を指でなぞる順番を鍵とする「パターン」方式や、フロントカメラで顔認識を行なって認証する「フェイスアンロック」も選択可能だ。パターン認証で設定可能なパターンは389112通りしかないし、フェイスアンロックは顔写真などでも解除できてしまう場合があるが、手軽さを重視するなら試してみよう。
ロック画面の設定を行なう「セキュリティ」の設定画面では、ロック画面に表示するメッセージの設定も可能だ。連絡先などを書いておけば、紛失して拾われた端末が戻って来やすくなるので、ぜひ設定しておこう。

なお、ロック方式を「スワイプ/タッチ」に設定した場合に表示される画面は、ドコモ版とXperia版の2種類が用意されており、設定画面の「Xperia」→「優先アプリ設定」で変更可能だ。標準の「ドコモ」はちょっと格好良くないと感じたら、「Xperia」に変更してみよう。こちらはタッチではなくスワイプで解錠する方式なので、ポケットや鞄の中で電源ボタンが押されてしまったときにロック画面まで解除されてしまう心配も少ないぞ。

また、ロック画面を表示せずに即座にスリープ前の画面に復帰するように設定することも可能だ。不正操作や誤起動の心配が無い場合は、ロック無しの方が余計な操作が減って快適になるぞ。



ロック画面のセキュリティ設定を行なおう


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これが初期状態のロック画面。中央やや下の赤い錠前のアイコンをタップすればスリープ前の画面に戻れる。


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設定を変更するために、ステータスバーを下にドラッグすると表示される通知画面の「設定」などからAndroidの設定画面に進もう。


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設定の一覧画面をやや下にスクロールすると見えてくる「セキュリティ」を選択。


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「画面のロック」を選択しよう。


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ロック方式の選択画面が表示されるので、使用したい方式を選択しよう。「PIN」というのは暗証番号(Personal Identification Number)のことだ。なお、既にセキュリティ設定済みの場合は、変更の前に確認のために設定したパスワードなどの入力を求められるぞ。


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ロック解除方式を選択すると、設定の入力画面が表示される。確認のため、2度の入力を求められるので、同じ内容を入力しよう。


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セキュリティロックを設定すると、「自動ロック」と「電源キーですぐにロック」の設定が表示される。


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「自動ロック」では、無操作によって自動スリープした後ロック画面を表示せずに電源ボタン一発で復帰できる時間を設定できる。


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「所有者情報」の設定では、ロック画面に表示するテキストを設定可能。紛失した端末を拾った人などに向けて、連絡先などの情報を設定しておくといいだろう。


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設定したロック解除方式は、次にスリープしたときから有効になる。「PIN」方式の場合、ロック解除時はこのような数字パッドで素早い入力が可能だ。


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パスワード方式の場合は、ソフトウェアキーボードでの入力となるため、PINより面倒くさいが、堅牢性は抜群だ。


パターンロックを設定


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ロック解除方式を「パターン」に設定すると、このようなパターン設定画面が表示されるので、9つある点のうち好きなものからタッチを開始し、4つ以上の点を経由して指を離し、パターンを設定しよう。


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パターンを忘れたときのために質問に対する答えを入力することでもロック解除できるようになっているが、身近な人なら調べられそうな質問や、答えが変わってしまって自分でも分からなくなりそうな質問ばかりで、あまり良い質問が用意されていない。


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質問の内容は無視して、パスワードとみなして適当な文字列を設定した方がいいだろう。


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ロックパターンを設定すれば、このようなロック解除画面が表示され、設定したパターンを入力することで解錠できる。
なお、頻繁にロック解除を行なっていると、なぞった跡が画面に残ってパターンを推測されてしまう恐れがあるので注意が必要だ。画面の皮脂汚れなどはこまめに拭くようにしよう。


素早い解錠が可能なフェイスアンロックを設定


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ロック解除方式の選択画面で「フェイスアンロック」を選択すると説明が表示されるので、右下のボタンをタッチして先に進もう。


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このような画面が表示されたら中央の枠に自分の顔が収まるように端末の向きを調節し、点の色が全て黄緑に変わるまで待とう。


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顔の特徴の収集が完了するとこのような画面になるので、右下の「次へ」をタッチしよう。


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顔認識が上手く行かないときのために、パターンか暗証番号の設定を求められるので、好きな方を選択して設定を行なおう。


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フェイスアンロックを設定すると、「顔認識の精度を改善」と「生体検知」の設定が現われる。ロック解除時に認識が上手く行かなかった場合は、「顔認識の精度を改善」でその時の写り具合を学習させよう。
「生体検知」を有効にすると、顔を映した後に目を閉じているところを認識させないと解錠されなくなり、顔写真などによる不正解錠を防止できる。


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フェイスアンロックを有効にした状態でスリープを解除すると、このような画面でフロントカメラの映像が表示されるので、枠内に自分の顔が映るように端末の向きを調節しよう。最初から枠内に収まっていればほとんど一瞬で解錠されるぞ。
なお、「生体検知」を有効にしていれば「まばたきをして下さい」と表示されるが、目を閉じている時間が短いと認識されないので注意しよう。まばたきと言うには長めの時間目を閉じる必要があるぞ。


スワイプ/タッチ方式の画面を変更


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ロック解除方式で「スワイプ/タッチ」を選択したときの画面を変更したければ、設定画面の「Xperia」に進もう。


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一番下の「優先アプリ設定」を選択。


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「ロック画面」を選択。


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選択肢が表示されたら、「Xperia」を選択しよう。「ドコモ」は標準の方式だ。


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Xperia版のロック解除画面では、画面を上下に素早くスワイプすることで解錠を行なえる。


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上部のアイコンを反対側の端にドラッグすることで、音楽再生の操作やカメラの起動を行なえる。


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このロック画面の背景画像は、「画面設定」の「ロック画面」で変更可能だ。


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「ロック画面」の設定画面で「壁紙」を選択すると、壁紙の選択方式の選択画面が表示される。


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「アルバム」では、カメラで撮影した写真などの一覧から使用したい画像を選択すると、このような「トリミング」画面が表示されるので、枠をロック画面に表示させたい範囲に調節し、右上の「トリミング」を押して決定しよう。


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「Xperiaの壁紙」では、内蔵された画像から選択できる。標準状態のホーム画面などに設定されている波形の画像も、ここで選択できる。


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このように、好みの画像を表示させられるぞ。ライブ壁紙などは使えないが、ホーム画面とは異なる画像を表示可能だ。

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2013年07月02日21時27分 公開 | カテゴリー: セキュリティ | キーワード: | Short URL
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