自分でインストールしたアプリがアンインストールできないときは「デバイス管理者」の設定をチェック

マーケットのレビューを見ていると、アプリがアンインストールできないという苦情が寄せられていることがある。だが、端末に最初からプリインストールされていたアプリならともかく、Google Playストアなどから自分でインストールしたアプリが、どうやってもアンインストールできなくなってしまうということは基本的にはないはずだ。

アンインストールの仕方が分からない主な原因となっているのは、「デバイス管理者」の設定だ。端末のスリープなど、悪用されると端末を使用不能に陥れられる可能性がある機能は、インストールしてからさらに許可を与えないと使用できないようになっているのだが、この権限を与えられたアプリは、権限を無効化するまでアンインストールできなくなるのだ。
権限の無効化はAndroidの「セキュリティ」の設定画面から行えるので、エラーが出てアンインストールできないアプリがあるときはここを確認してみよう。

なお、ホームアプリに用意されたアンインストール機能などを利用している人は、ウィジェットの追加画面や「共有」メニューなどから利用することが前提になっていてホーム画面にアイコンが表示されないタイプのアプリでも、アンインストール方法が分からなくて戸惑うこともあるようだ。
このようなアプリは、Androidアプリ版Google Playストアや、設定の「アプリケーションの管理」、各種アプリマネージャなどでアンインストールできるので覚えておこう。

uninstalladminapp_001アプリをアンインストールしようとするとこのようなメッセージが表示されて失敗してしまう場合は、アプリがデバイス管理者として設定されている可能性がある。

uninstalladminapp_002なお、Androidアプリ版Google Playストアのアプリ詳細画面からデバイス管理者に設定されたアプリをアンインストールしようとすると、「アンインストール中」の表示のまま先に進まなくなってしまうようだ。

uninstalladminapp_003ホーム画面のメニューの「設定」などからAndroidの設定画面を開き、「位置情報とセキュリティ」(Android4.0以降では「セキュリティ」)の画面に進もう。

uninstalladminapp_004「デバイス管理」の欄の「デバイス管理者を選択」という項目を選択する。

uninstalladminapp_005このように、デバイス管理者としての権限を与えられているアプリが一覧表示されるので、アンインストールしたいアプリのチェックを外そう。

uninstalladminapp_006このような確認画面が表示されたら、「無効にする」を押す。

uninstalladminapp_008これでアプリがアンインストールできるようになったぞ。

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2012年04月08日18時17分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, | Short URL
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